所長のひとこと: 令和2年こそ、自律自助の年。

所長のひとこと

令和2年こそ、自律自助の年。

2020年1月1日(水)

 

2020年という新しい年が始まりました。

 

大国同士の確執や半島に漂う不穏な空気など、日本を取り巻く世界情勢は予断を許しませんし、日本の国内をみても、海外と国内のグローバルスタンダードの一元化の中で、新しい年の予測困難な年が予想される新年であります。

 

そうした中で、日本のゆく道には、大きな壁が立ちはばかり、この先、これを受けて立つ覚悟が、日本人である我々にはどこまでできているだろうか。

 

自律とは、自分で自分を律すること。他に振り回されず自分をコントロールし、自分のリズムを創っていくことである。

 

自助とは自分で自分を助けること。「自分の力で自分の向上発展を遂げること」と、辞典にある。

 

即ち、自律自助とは依存心を捨て、すべてを自分の責任として対処していくことだといえる。人や環境のせいにせず、自分の最善を尽くすことだともいえる。

 

「天は自ら助くる者を助く」という格言がある。

 

自律自助の精神がある人にのみ、天はその力を与えてくれるということであろうか。

 

明治初期、ベストセラーとなったサミュエル・スマイルズ「自助論」には、「自助の精神は人間が真の成長を遂げるための礎である。自助の精神が多くの人々の生活に根づくなら、それは活力にあふれた強い国家を築く原動力になるだろう」と冒頭にある。かみしめたい言葉である。

 

人生百年時代において、一層大切な考え方になるでしょう。

 

具体的には、まず自分という人間をつくるために勉強すること。修己知人の大切さである。

 

二つ目は、健康を自分の責任において守ること。

 

三つ目は、人間としての使命とは何か。自分は何のためにこの世に生を受けたのか。それを問うこと。

 

また、自律自助は、志を持って生きることでもある。

 

志とは何かといったら、自分が一人前になったら、そうした自分を以って少しでも社会のお役に立とうとすることです。努力もせずに誰かの世話になろうとか、自分の義務も果たさずに権利を主張しようとか、そんな志のない人生ほど寂しいものはない。

 

しかし、志というものは、失敗もつきものである。失敗するから志といえるのかもしれません。しかし志というのは、一度失敗してもまた新たな志を持って、挑戦することができるわけです。

 

困難にあっても、自分の進むべき道をみすえて、自律自助の人生を歩いていきたいものです。

 

2020年は、一人一人が自分をふるいおこす新たな年にしたいと思います。